2023年6月1日、Meta社は「MetaQuest(メタクエスト)3」のリリースを発表しました。
【速報】Meta、一体型VR・MRゴーグル「Quest 3」を今秋発売 価格は128GBモデルで7万4800円からhttps://t.co/9rcvqAYk4k#Quest3 pic.twitter.com/bJxAg1PjVK
— PANORA (@panoravr) June 1, 2023
価格は74,800円(128Bモデル)で、VRおよびMRに対応した一体型のゴーグルです。詳細は「Meta Connect」というイベントが9月27日に開催される予定で、おそらくその時に正式な発売日が発表されるでしょう。
世界中で大ヒットしたMeta Quest2の後継機ということで、否が応にも期待が高まります。Questユーザーはもちろん、これからVRを始めようと思ってる人も気になってるのではないでしょうか。
そこで現時点(2023年7月)で分かっているMeta Quest3の機能やスペックをまとめてみました。
「MetaQuest3」についてはまだ公開されていない情報が多いので、2023年7月時点で分かっていることをまとめてみました。
カラーパススルーとはゴーグルをかぶったまま周囲のリアルの景色を見ることができる機能です。
プレイ中に食べ物や飲み物をとったり、家族に声をかけられた時などに便利な機能です。
Quest2でもこの機能はあったもののモノクロなので、コントローラーや障害物の場所を確認できる程度でした。Quest3ではカラーになったことで鮮明に周囲を見渡せるようになることが期待できます。
ゴーグルをかぶったままスマホを操作できるようになるかも
VRはゴーグルをかぶると現実世界が全く見えなくなってしまうので、プレイ中に壁や障害物にぶつかって怪我をしてしまう危険性があります。
そのためガーディアン(プレイエリア)の設定をすることで、プレイエリアの端に近づくと画面上に警告が発せられます。事故防止のための大事な機能です。
Quest2ではプレイ前に手動で設定をする必要がありましたが、Quest3では深度センサーにより周囲の壁を自動で識別してくれるため、手動での設定が不要になるようです。
Questシリーズの中でも最高の解像度を備えたディスプレイとパンケーキレンズが組み合わされています。
パンケーキレンズとはここ数年の最新のVRゴーグルの多くに搭載されているレンズで、従来のフルネルレンズより薄型であるためゴーグルの薄型化や軽量化につながります。
最新の光学設計により、体積は40%削減。Quest2と比べるとかなりスリムになってることが分かります。
左が「Quest2」右が「Quest3」
ヘッドバンドの後ろ部分は分かれており、フィット感が向上しているようです。
あとは重さが気になるところですね
付属のコントローラーはQuestProにも使われている「TruTouchハプティクス」を採用。
外側のリング部分がなくなってスリムな形状になりました。
リング部分は地味に邪魔だったのでこれは嬉しいですね
視野角についてはまだ公表されていないようです。1から2になって視野角が狭くなって少しがっかりしたので、広くなっているといいのですが。
重さもまだ公表されてませんが、本体が薄くなっているので2より軽くなってることは間違いないと思います。
解像度を犠牲にしてでも視野角を広げてほしいです
アイトラッキング・フェイストラッキングとは、VRゴーグルを身に着けた人の目線や表情をアバターと連動させることができる機能です。この機能により、3Dアバターはより自然な表情を表現することができます。
残念ながらMetaQuest3には搭載されないようです。
円安の影響でQuest2と比べると少々お高いかもしれませんが、VR/MRコンテンツをお手軽に楽しめるスタンドアローンヘッドセットとして定番になりそうです。
MetaQuest3の発表と同時に前モデルのQuest2が値下げされたので、今すぐVRを始めてみたい人は購入を検討してはどうでしょうか。
これからVRを始める人はMeta Quest2がおすすめの3つの理由
MetaQuest3については随時最新情報を更新していくのでぜひ参考にして下さい。