うたの
こんにちは、うたのです(* ᴗ ᴗ) VRChatの世界にどっぷりとつかっています。
VRChatでは、デフォルトアバターやパブリックアバターを使用して楽しむこともできますが、好きなアバターを自分でアップロードすることもできます。自作アバターや購入アバターなら、髪型を変えたり服装を変えたりすることも自由自在。お気に入りのアバターを使えばテンションが上がります。
私が初めてお迎えしたアバター、メラフリノスちゃん💕 ゴスロリと凛とした表情に一目ぼれしてBOOTHで購入!
ついに有料アバターに手を出してしまいました😆
ツインテゴスロリのメラフリノス嬢💕 pic.twitter.com/reBfJ7G5eu— うたの (@utanonV) March 6, 2021
Vroid Studioで作成したVRMアバターも使用できます!
好きなアバターをVRChatで使用するには「Unity(ユニティー)」というゲームエンジンを使用してアップロードする必要があります。 とはいえ、何から始めたらいいのかわからない初心者の方も多いと思います。
今回はVRChat公式で新たに導入された開発ツール「VRChat Creator Companion(以下VCC)」を用いたアバターのアップロード方法について解説していきます。
これまでは、アバターをVRChatにアップロードしたい場合はVRCSDKを用いてきましたが、VCCを用いることでより便利にアップロードできるようになりました。
VCCの導入は必須ではないようですが、VRCSDKのサポートは2022年をもって終了したので、今後はVCCの導入をおすすめします。
初心者の方は慣れるまで時間がかかるかもしれないので、時間のある時にでも作業を進めて下さいね
今回は私がBOOTHで購入したVRChat用アバターを例に、アップロード方法を解説していきます。
BOOTHで売られているVRChat用アバターには「VRChat」のロゴがついていて、アップロード方法はどのアバターでも同じです。アバター購入済みの方はこちらのページを参考にしながら作業を進めてください。
Vroid Studioで作成したVRMアバターはアップロード方法が異なるので、VRoidで作成したVRMアバターをVRChatで使用する方法をご覧ください。
VRChatへアバターをアップロードするには、トラストレベルが「New User」以上が必要です。
VRChatには信頼度のようなものである「トラストレベル」が設けられています。 VRChatを始めると最もレベルが低い「Visitor」というトラストレベルになりますが、一定の条件を満たすことでトラストレベルが上昇していきます。
トラストレベルは「Visitor」「New User」「User」「Known User」「Trusted User」の5段階
トラストレベルのレベルアップの条件は明示されていませんが、プレイすることで自然に上昇していきます。いろいろワールドを巡ったりフレンドを増やすことが効果的です。
ログイン後メニューを開いて上記の場所で確認できます。
VRChatへのアバターのアップロード手順は以下の通りです。
VRChatへアバターをアップロードするには「Unity(ユニティー)」と呼ばれるゲームエンジンが必要です。無料で利用できます。
Unityのインストール方法については以下の記事を参考にしてね
1.VRChat公式サイトにログイン。プロフィール画面から①「Download」②「Download the Creator Companion」の順にクリックします。
2.ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストーラーを起動「Install for me~」をクリック。
3.「I accept~」にチェックを入れて「Next」をクリック。
4.ファイルの保存先を決めて「Next」をクリック。
5.VCCが立ち上がりました! これでVCCのインストールは完了です。
1.VCC左メニューの①「New」を選択し②「Avatar」をクリックします。
2.プロジェクト名と保存先を決めて「Create」をクリックします。
3.「Open Project」をクリックするとUnityが立ち上がります(しばらく時間がかかります)
4.Unityが立ち上がりプロジェクトが作成されました。この画面からアバターのアップロード作業をします。
シェーダーとはアバターに影や質感を与えるものです。シェーダーにはいろいろな種類があり、シェーダーによってアバターが明るく見えたり暗く見えたりと、見え方が色々と異なってきます。
BOOTHで売られているVRChat用アバターは作者さんがシェーダーを設定済みなので、そのシェーダーのデータをインポートするだけでOKだよ。
シェーダーはアバターのUnityPackageに同梱されていることもあれば、自分でインポートしなければいけない場合もあります。
例えば今回アップロードするメラフリノスには、シェーダーがアバターのUnityPackageに同梱されているので、UnityPackageをインポートすればシェーダーも自動的にインポートされます。
アバターの商品ページなどに「〇〇シェーダーをあらかじめインポートしてください(URL:〇〇)」といった旨の記載がある場合は、自分でシェーダーをダウンロードしてインポートする必要があります。下記の場合はシェーダーを配布しているURLが記載されているので、リンク先でシェーダーをダウンロードすることができます。
1.BOOTHで購入したアバターをダウンロードして解凍すると「~.unitypackage」というファイルがあるので、それをダブルクリックします。
私が購入したのは「メラフリノス」という名前のアバターなので「Melahrinos.unitypackage」と書かれています。
2.するとUnityの画面に以下のようなウィンドウが表示されます。いろいろとチェック欄がありますが何も変えずに「Import」をクリックします。
3.Assets欄にアバターのフォルダが追加されています。
フォルダ名はアバターのショップ名の場合が多いです。私の場合は「ikshop」です
4.アバターのフォルダーを展開していくと「~.prefab」というアバターファイルがあるので、それを左上メニューのHierarchy欄にドラッグ&ドロップします。
5.すると、画面中央にアバターが両手を開いたポーズで表示されます。衣装やヘアスタイルを変えたい場合はこの画面で操作をしますが、今回はそのままアップロードするので何もいじりません。
1.あと一息です。上部メニューの「VRChat SDK」→「Show Control Panel」の順にクリックします。
2.ユーザーネームとパスワードを入力して「Sign in」をクリック。VRChatアカウントにログインします。
3.「Builder」をクリックします。
4.「Build & Puglish for Windows」をクリックします。
「Build & Puglish for Windows」を押せない場合
エラー(赤い八角形のビックリマーク)が出ると「Build & Puglish for Windows」を押せないので「Auto Fix」をクリックしてエラーを直します。エラーは出ることが多いので気にしなくても大丈夫です。
5.もし保存画面が出たら(出ない場合もある)適当にファイル名を決めて「保存」をクリックします。
読み込みが始まるのでしばらく待ちます(アバターの容量が大きいと時間がかかる場合もあります)
6.アバターの設定画面に移るので必要事項を入力します。名前の入力と規約のチェックが必要です。
最後に③「The above information is ~」にチェックを入れて④「Upload」をクリックすればアップロードが始まります。
「Update Complete!」と表示されればアップロード完了です。
ではVRChatにログインして確認してみましょう。
Launch Padを開いて「AVATAR」を選択「Uploaded」の欄にアップロードしたアバターが表示されています。アバターを選択して「Change Into Avatar」を押せばそのアバターに変えることができます。
お疲れさまでした。