VRChatの世界はその無法地帯とも言える自由度の高さから、多くのユーザーにとって魅力的な場所ですが、一方で「VRChat 気持ち悪い」と感じる方も少なくありません。
実際「VRChat 気持ち悪い」と検索すると「無法地帯」「出会い厨」「キモイアバター」「お砂糖 気持ち悪い」などのネガティブワードが出てきます。
これはVRChatユーザーとして聞き捨てならないので、VRChatがなぜ「気持ち悪い」と検索されるのか、その原因や対処方法について深く掘り下げていきます。
VRChatではその匿名性と高い自由度により、ハラスメント行為が報告されています。
バーチャル空間でのアバターに対する性的な接触や不適切な発言、個人攻撃的なコメントなどは「メタバース・ハラスメント」とも呼ばれており、ユーザーに深刻な心理的ストレスをもたらすこともあります。
【特報】テレビ出演告知
NHKで「メタハラ」についてインタビューで解説しました! 明日3/19(日)朝7:00~NHK「おはよう日本」で放送されるほか、こちらのweb記事でも掲載頂きました!
メタバース・ハラスメント デジタルの痛みとは|NHK - https://t.co/LAmWgHffxf— バーチャル美少女ねむ/Nem⚡9/21まで歌みた募集中! 『VTuber学』発売中! (@nemchan_nel) March 18, 2023
このようなハラスメントは、特に女性型アバターを使用するユーザーに多く見られ、それが男性ユーザーであっても、その性別に関係なく被害を受けるケースが増加しています。
VRChatのユーザーは匿名で活動できるため、自身のアイデンティティを隠して不適切な行動を取ることが容易です。
これにより、他のユーザーを攻撃的な言動で威圧する行為が発生しやすくなっています。またVR環境の没入感が高まることで、バーチャル空間での体験が現実の感覚に近くなり、その影響は現実世界における心理的なダメージと同等、あるいはそれ以上になることも報告されています。
この問題に対処するためには、VRChat運営側による厳格なガイドラインの設定と監視体制の強化、またユーザー自身による相互監視と通報システムの活用が必要です。
さらに、ユーザーに対する教育や啓発活動を通じて、VRChat内での適切な振る舞いを促進することも重要と考えられます。
このようにしてVRChatの健全なコミュニティを保護し、すべてのユーザーが安全に楽しめる環境を作り出すことが急務と言えるでしょう。
バーチャルな世界でも中身は血の通った人間です。リアルな世界と同じく他人に対する思いやりが大事ですね。
VRChatではユーザー間の特定の関係性を指す「お砂糖」という用語が使われています。
これは、仮想空間内でまるで恋人同士のように振る舞うことを指します。
X(旧ツイッター)で#お砂糖報告と検索すると、お砂糖関係になったユーザーが多数います。
この文化は現実世界での物理的な制約を超えた独特の関係性を可能にし、例えば離れた地域に住むユーザー同士が親密な関係を築くことができます。
しかしこのお砂糖文化に対して、一部のユーザーからは「気持ち悪い」という反応が見られます。
これはVRChatのバーチャルな環境が現実世界の恋愛観と異なること、また、アバターを通じた間接的なコミュニケーションが、現実の感覚と乖離していると感じるためです。
特にアバターの外見や行動が現実とは大きく異なる場合、これが不自然や不快と受け取られる原因になります。
加えてお砂糖関係における境界線のあいまいさや、関係性の定義が曖昧である点も、一部のユーザーにとっては理解しづらい側面です。
バーチャル世界においては、物理的な接触が存在しないため、恋愛関係の範疇が現実とは異なり、これが一部のユーザーにとっては非現実的に映ることがあります。
このため、VRChat内のお砂糖文化を理解し受け入れるには、バーチャル環境特有のコミュニケーションの形式や関係性の範囲に対する理解が必要です。
この文化はVRChatの魅力の一つであると同時に、ユーザー間の多様な価値観や感受性を反映する現象であり、バーチャルコミュニティ内での多様性と寛容性の重要性を示していると言えるでしょう。
ちなみに私もお砂糖相手がいます💖
VRChatはその開放的な環境と自由度の高さから「無法地帯」と形容されることがあります。
他のオンラインプラットフォームに比べて自由度が非常に高く、ルールやマナーを守らない一部のユーザーが問題行動を起こすからです。
VRChatは、ユーザー同士が自由にコミュニケーションを取り、個々のアバターやワールドを作成して楽しむことができます。しかし、この自由さが故に、迷惑行為や不適切なコンテンツが広まりやすいのです。
特にパブリックワールドでは、暴言やハラスメント、他人を不快にさせる行為が行われることがあり、こうした行動が「無法地帯」と感じられる原因となります。
例えば、突然大音量の音楽を流したり、暴力的なアバターで脅かしたりするユーザーもいます。
やべーやつらが集まるVRchatの世界2
こういったのは迷惑行為だからやめようね pic.twitter.com/plweJtFwDH— ディム (@dimwadi) May 21, 2018
昨夜のVRChatの配信中に視界ジャックなどの不特定多数に対する迷惑行為が確認されました。
正しく購入したアバターやsampleと記載のあるアバターをご使用ください。ルールを守れない方や、みんなの迷惑になる行為をする方はBAN対象となります。ご了承ください🙇♀️— 猫姫ちゅんちゅん🍬🌟Vtuber (@chun_chun_games) January 23, 2023
このような行為に対してVRChatの運営側がすべてを管理しきれていないため、状況が改善されないこともあります。
さらに、VRChatでは多種多様なユーザーが世界中から参加しているため、文化やモラルの違いからトラブルが発生することもあります。
こうした背景から、ルールが徹底されず、ユーザーの自己責任に委ねられる部分が多いと感じられ「無法地帯」と呼ばれることが多いのです。
しかし、対策として問題のあるユーザーをブロックしたり、プライベートルームで安心して楽しむ方法もあるため、すべての場面が危険というわけではありません。
迷惑なユーザーは即ブロックしましょう!
VRChatでは、自分のアバターを自由にカスタマイズできることが大きな魅力の一つです。
しかし、アバターのデザインが「キモイ」と感じられる場合、不快感を与えるケースが発生します。特に、異様にデフォルメされたキャラクターや、過剰にリアルで不気味なデザインがその一因です。
VRChatは他のユーザーとのコミュニケーションが中心のプラットフォームであり、アバターの見た目が大きな影響を与えます。
例えば、現実にはありえない形状の顔や体を持つアバターや、暗い色彩や恐ろしい表情を持ったデザインは、ユーザーによっては不快に感じられることがあります。
また、意図的にグロテスクなデザインを選ぶ人もおり、そのようなアバターに遭遇すると、多くの人が嫌悪感を抱く可能性があります。
さらに、アバターの外見に加えて、その動きや行動が過度に不自然だと、さらに不快感が増します。
例えば、大きな音を立てるアバターや、過剰に激しいアクションをするアバターは周囲の人々にストレスを与えることがあるため、デザイン選びには注意が必要です。
VRChatを楽しむためには、他人に配慮したアバター選びが求められます。
VRChatで「出会い厨」が問題視されるのは、オンラインゲームの本来の目的である「ゲームを楽しむ」ことから逸脱し、恋愛や性的な目的で他のユーザーに接触する行為が、他のプレイヤーに不快感を与えるからです。
出会い厨は、特に異性プレイヤーに対して執拗に接触を試み、親密な関係を求める傾向があります。
VRchat内で女の子にしつこく声かけて
個人情報を聞き出したり恋人関係になろうと
話しかけてくる人です
53歳らしく罵倒もしてきます
名前はtanpoです
こんな迷惑な方もいますので
皆さん気を付けてください#VRChat pic.twitter.com/RNCArf5hPo— ゆーさん (@bitaminbusoku_) March 6, 2021
VRChatは、自由にコミュニケーションを取れる環境が整っているため、出会い厨にとってはターゲットを探しやすい場でもあります。
しかし、多くのユーザーは単に仮想空間での交流やゲームを楽しみたいだけであり、現実的な出会いや恋愛を求めているわけではありません。
そのため、出会い厨からのアプローチがしつこいと、嫌悪感やストレスを感じる人が少なくありません。
さらに、出会い厨は時にマナーを無視し、相手の意思を尊重せずにプライバシーを侵害することもあります。
これにより、被害を受けたユーザーがゲームから離れてしまうこともあり、コミュニティ全体の健全性に悪影響を与えます。
VRChatを楽しむためには、相手との適切な距離感を保ち、節度ある行動が求められます。
出会い厨の行為が問題視されるのは、こうした基本的なマナーを無視しているためです。
このように、VRChatにおける「気持ち悪い」と感じる要因は多岐にわたります。
VRChatの魅力を享受する一方でそのリスクにも目を向け、ユーザー自身が安全で快適な環境を築くために努力することが求められています。
また社会全体としてもメタバースがもたらす影響を理解し、適切な対応を考えていく必要があるでしょう。
他人からどう思われようが自分が楽しいと思ったことをするのが大事。私はこれからもVRChatを続けていきます。