VRChatは安全に楽しく利用できるよう、年齢制限や利用規約が定められています。

 

他のユーザーを不快にさせたり、コミュニティの秩序を乱したりする行為を禁止する利用規約が設けられています。利用規約違反は、アカウント停止など、厳しい処分につながる可能性があります。

 

この記事では、特に注意すべき行為や暗黙のルール、違反した場合のペナルティについて詳しく解説します。

 

快適なコミュニティを維持するために、ぜひご一読ください。

 

 

VRChatの年齢制限は13歳以上で、13歳未満の人はプレイできない規約となっています。

 

13歳から18歳未満でも、親や保護者の同意を得る必要があります。年齢や生年月日を改ざんする行為も禁止されております。

 

 

※VRChatガイドラインより抜粋

 

 

 

この年齢制限が設けられている理由は、VRChat内で提供されるコンテンツやユーザー同士の交流が、時に複雑で刺激的な場合があるからです。

 

VR空間はリアルなコミュニケーションを仮想空間で再現しており、若年層に対して不適切な内容に触れる可能性があります。これにより、プラットフォーム側としては、ユーザーが年齢に応じた安全な環境で楽しむことができるよう配慮が求められます。

 

また、18歳未満のユーザーは、特定の成人向けコンテンツや機能にアクセスすることが禁止されています。

 

保護者やユーザー自身も、この制限を理解し、責任を持って利用することが大切です。

 

差別的な態度や行為

 

VRChatでは、差別的な態度や行為は一切許されていません。

 

差別的行為とは、人種、性別、宗教、性的指向、国籍、障がいなどに基づいて他者を侮辱したり、攻撃したりする行為を指します。これらの行為は、他者に対する不当な扱いを引き起こすだけでなく、仮想空間での安全で健全なコミュニケーション環境を損なう原因となります。

 

VRChatは、誰もが平等に楽しむことができる環境を提供することを目指しており、これを確保するために常に監視と対応を強化しています。また、他のユーザーから差別を受けた場合には積極的に運営に通報し、問題解決を図ることが推奨されます。

 

差別行為がなくなることで、全てのユーザーが安心して参加できるコミュニティが育まれます。

 

 

ハラスメント行為

 

VRChatでは、ハラスメント行為が明確に禁止されています。

 

ハラスメントとは、他のユーザーを不快にさせたり、意図的に精神的な苦痛を与える行為のことを指します。このような行為には、暴言、ストーキング、脅迫、名誉棄損などが含まれます。VRChatは、ユーザーが安心して楽しめる環境を提供するために、これらの行為に対して厳格なルールを定めています。

 

一方で、ハラスメント行為を受けた場合は、ユーザー自身が「ミュート」や「ブロック」機能を利用することも推奨されます。これにより、不快な相手とのコミュニケーションを遮断し、快適なプレイ環境を維持することが可能です。

 

ハラスメントの定義は個々の感じ方に依存する部分もありますが、明確にルールに反する行為は厳しく取り締まられます。これにより、VRChat内では互いに尊重し合うコミュニケーションが求められ、安心して利用できる場を提供しています。

 

 

アダルト関連コンテンツ

 

VRChatでは、アダルト関連コンテンツに対しても厳格な制限が設けられています。

 

特に18歳未満のユーザーがアクセスできる範囲では、露骨な性的表現や暴力的なコンテンツは一切禁止されています。これは、若年層のユーザーが不適切なコンテンツに触れないようにするための保護策であり、健全な仮想空間の維持に重要な役割を果たしています。

 

成人向けコンテンツに関しては、特定のプライベートワールドや、許可された制限付きエリアでのみ閲覧が可能ですが、これらもVRChatの利用規約に基づいて厳重に管理されています。

 

特に、新規ユーザーや未成年ユーザーは、これらの制限を十分に理解し、自らの利用行動が規約に反しないよう注意を払う必要があります。また、親や保護者も子供が適切な環境でVRChatを利用できるよう、アカウント設定や制限機能の確認を行うことが推奨されます。

 

 

違法コピー

 

VRChatでは、他者の著作物やコンテンツの違法コピーは厳しく禁止されています。

 

違法コピーとは、他人が制作したアバター、アイテム、ワールドなどを無断で複製し、使用または配布する行為を指します。これらの行為は、創作者の権利を侵害し、仮想空間での公平性やクリエイター活動を阻害するため、VRChat運営は強力な対応を行っています。

 

違法コピーを行うことで、ユーザーが得られる一時的な利益があるかもしれませんが、その影響は非常に大きいです。まず、クリエイターが得られるはずの正当な報酬や評価が奪われ、コンテンツ制作の意欲を削ぐことになります。また、違法コピー品は品質や機能に問題があることが多く、ユーザーの体験を損なう可能性があります。

 

違法コピーを防ぐためには、ユーザー自身がコンテンツの著作権を尊重し、適切な手続きを踏んで正規の方法でコンテンツを取得することが重要です。

 

VRChatでは、違反行為に対する運営の対応が非常に厳格に行われています。

 

違反が確認された場合、運営は迅速に対処し、ユーザーに対する適切なペナルティを課す体制が整えられています。

 

【 #VRChat更新速報】 #VRChat
違法ツールを利用しているユーザーの一括Ban処理を実施しました。
合計で1,900アカウントほどが凍結処理されました。

全てのケースにおいて詳細に検討を重ねた結果としてのBan対応なので誤banの可能性は極めて低い物となります。

間違いだと思う場合は公式Appeal… pic.twitter.com/3xlnxg8Fc0

— Tony_Lewis @VRChat (Tony Lewis Hiroaki URAHAMA) (@slord399) July 22, 2024

 

具体的な対応策としては、まず、違反行為が報告された際に運営チームが調査を行い、違反の事実が確認されると、アカウントの一時的な停止や、違反内容に応じて永久停止といった制裁が行われます。また、深刻な場合には、法的措置を取ることも検討されることがあります。

 

ユーザーが違反行為に関与していなくても、問題行動を見かけた場合には、積極的に運営に通報することが推奨されます。通報システムは匿名で行うことができ、報告された情報は厳密に扱われます。これにより、VRChatは安全で健全なコミュニティを維持し、全てのユーザーが安心して利用できる環境づくりに努めています。

 

運営の対応は厳しいものですが、その背景には健全な仮想空間を守り、ユーザー同士が尊重し合いながら楽しむための必要な対策があることを理解することが重要です。

 

VRChatには公式に定められた規則のほかに、コミュニティ内で共有されている「暗黙のルール」が存在します。

 

これらのルールは、ゲームをよりスムーズに、そして他のユーザーと気持ちよく交流するために守られるべきマナーとして認識されています。

 

具体的には、相手の同意なしに以下のような行為は避けるべきです。

 

 

仮想空間とは言えど他のユーザーのパーソナルスペースを尊重することが重要です。VRChatは没入感の高いバーチャルリアリティ体験を提供しているため、リアルな感覚が伴います。相手のアバターに近づきすぎたり、無断で触れたり、武器やとがったものを向けたりすることは、現実世界同様に不快感を与えることがあります。

 

VRChatには多様な文化や背景を持つユーザーが集まるため、冗談や軽い言動であっても、相手に対して失礼に当たらないよう注意することが大切です。特に、相手の信念や個人情報に関わる話題に触れる場合には、デリケートな対応が求められます。

 

暗黙のルールは公式ルールとは異なり明確に書かれているわけではありませんが、こうしたマナーを守ることで、VRChatの体験がより豊かで快適なものになります。他のプレイヤーとの調和を大切にしながら、バーチャル空間での交流を楽しみましょう。

 

 

 

VRChatは世界中の様々な人々が集まる大きなコミュニティです。皆さんの一人ひとりの行動が、このコミュニティの雰囲気を大きく左右します。

 

より良いVRChatコミュニティ作りに貢献して、安全で楽しいVRChatを築いていきましょう！