こんな時の対処方法を解説します。

 

まずはハンドサインについて軽くおさらい

 

ハンドサインとはアバターの指のアニメーションのことです。コントローラーのボタンの組み合わせを使ってグーやパー、ピースサインなどさまざまな形を作ることができます。

 

BOOTHで購入したアバターには作者さんによって割り当てられていますが、unityで設定すれば自分の好きなハンドサインに変えることもできます。

 

ハンドサインが動かない原因はいろいろありますが、主に以下の三つが原因であることが多いようです。

 

 

 

ジェスチャー無効がONになっている

 

Expression Menuのジェスチャー無効がONになっている場合は、ハンドサインが動かないので確認してみましょう。

 

 

アバターをAvatar2.0からAvatar3.0に移行した

 

Avatar3.0とはアバターをセットアップするための仕組みのことです。

 

2020年8月にAvatar2.0からAvatar3.0に仕組みが移行したことにより、それまでのAvatar2.0と比べて細かなアバターの表現を実現できるようになりました。

 

2020年8月以前にBOOTHで発売されたアバターはAvatar2.0によって制作されているので、Avatar3.0に移行したときにハンドサインが動かない不具合が起こることがあるようです。

 

 

着せ替えツールなどの補助ツールを導入した

 

あとは、着せ替えツールなどの補助ツールが邪魔をして、ハンドサインが動かない不具合が見受けられます。

 

ハンドサインが動かない時の対処法

 

 

ジェスチャー無効をOFFにする

 

まずはExpression Menuのジェスチャー無効を確認してみましょう。ONになっている場合はハンドサインが動きません。

 

デフォルトではOFFになっていますが何かの拍子にONにしてしまった可能性もあるのでOFFにする必要があります。

 

 

Expression Menuを開いてOptions→Gesturesを選択していくとON/OFFが選べます。

 

 

 

FXレイヤーのアバターマスクを削除する

 

 

 

 

Write Defaultsをオフにする

 

UnityのWrite Defaultという機能はVRChatと相性が悪いようで、VRChatでの利用は推奨されていません。

 

ONにしていると不具合が発生する可能性もあるのでオフにしてしまいましょう。