今回はアバターにアニメーションを組み込んで自作ワールドに設置する方法について解説していきます。
BOOTHなどで売られている様々なモーションをアバターに組み込むことで、以下のような感じでワールドに設置することができます。
BOOTHなどで購入したアバターをワールドに設置する際は必ずアバターの規約をご確認下さい。アバターによっては自分自身の着用のみが許可され、ワールドに設置することが認められていないこともあります。不明な場合はプライベートな利用に留めるか、権利者に確認するようにしてください。
今回解説した方法でアバターを設置することができますが、私はUnityに精通しているわけではないので、説明の仕方が間違っていたり効率的ではないところもあるかもしれません。
詳しい方は「ここが間違ってるよ~」とか「もっと効率の良い方法があるよ」など指摘して頂けると嬉しいです。
今回はBOOTHで無料配布している以下のモーションを利用しました。
≫モーションパッケージTwitter企画:無料でモーション配布します!!
31種類のモーションファイルが格納されているモーションパッケージです。皆さんもダウンロードして一緒に作業をすすめてみて下さい。
①まずは自作ワールドのプロジェクトを開いて、モーションを導入したいアバターのunitypackageをインポート。prefabをHierarchyにドラッグ&ドロップ。Scene上にアバターを両手を開いた状態にします。
②アバターをワールド内の置きたい場所に移動します。
「Position」で位置「Rotation」で向きを変えることができます。Scene内の赤・青・緑の矢印を移動させることでも位置を変えることができます。
③Hierarchyのアバターを右クリック→unpack prefab completelyをクリックします。
④アバターのInspector内の「Pipeline Manager(Script)」をRemove Componentで消去します。
⑤BOOTHで配布されているモーションパッケージをダウンロードして、フォルダ内にある「~.unitypackage」をダブルクリックしてインポートします。
⑥インポートするとAssets内に「Motions」フォルダが追加されています。animフォルダの中に31種類のモーションファイル(animファイル)が格納されているので、お好きなファイルをHierarcyのアバターの上にドラッグ&ドロップします。
⑦するとAssets内に「~.controller」というファイルが追加されます。
⑧再生ボタンを押して動けばOKです! あとはワールドやアバターの時と同じようにアップロードするだけです。
ポーズをループさせたい場合は、animファイルを選択してInspector内の「Loop Time」にチェックを入れます。
BOOTHには有料・無料問わず様々なモーションが売られているので、皆さんもお好きなモーションで試してみてはどうでしょうか