「このイラストってAI? それとも人の手で描かれたの?」
「この写真の人物や動物はリアルに実在するの?」
「SNSで変な画像が拡散されてるんだけど、AIか本物かを判断できない」
今回はこんな悩みを解決してくれる便利AIサービスをご紹介します。
世はまさに生成AI時代。最近は画像生成AIの技術が進歩して、AIが生成したのか人の手で作成されたのか、パッと見ただけでは判断できないほど精巧になっています。
「AI or Not」というAIWEBサービスを利用すれば、アップロードした画像がAIで生成されたのか人の手によって生成されたのかを瞬時に解析してくれます。
ログインやアカウント登録は不要でWEBページから利用できます。使い方も非常に簡単なのでぜひ皆さんも試してみて下さい。
AI or Notの使い方は簡単。AI or NotのWEBページに行って画像をアップロードするだけです。アカウント登録は不要です。
AI or NotのWEBサイトにアクセスして「Drag and drop」の部分に画像をアップロード、もしくは画像のURLを貼り付けて「AI OR NOT?」をクリックします。
試しに、フリー画像から拾ってきたAIの画像で試してみました。一見すると本物っぽい可愛いネコちゃんですが、AIだと見抜くことができるのでしょうか。
Image by AI素材.com
「This image is generated by AI」という表示ができました。この画像はAIで生成されたと判定されました。見事に見抜いてくれました。
次はこの画像で試してみました。フリー画像から拾ってきた大阪道頓堀の写真です。
「This image is generatde by Human」人の手によるものだと判定されました。
他にもいろいろ試してみました。
私がblender(3DCG作成ツール)で作成した3Dモデルの画像は、人の手によるものと判定
VRChat内で撮った写真は人の手によるものと判定
サイトによると「Stable Diffusion」「MidJourney」「DALL-E」「GAN」などの有名画像生成AIツールで生成されたかどうかを95%の精度で見分けられるそうです。
判定された画像は「分析に必要な時間を超えてサーバーに保存されることはない」と明記されているのでセキュリティー面は安心して良さそうです。
アカウント登録不要で利用できますが1日5枚までの制限があります。アカウント登録すると無制限で利用できるようになります。
以前、AIによって生成された災害のフェイク(にせもの)画像がSNSで拡散されて、投稿者が謝罪する騒動が起きたこともありました。
AIによってフェイクの画像や動画が簡単に作られてしまう時代ですから、このようなAIサービスは今後も増えてきそうですね。