【ChatGPT】ポリシー違反に気を付けよう!8の違反行為を解説

 

 

ChatGPTでポリシー違反するとどうなるの? ポリシー違反の内容を知りたい。

 

 

ChatGPTは、様々な用途に利用できる強力なツールですが、有害なコンテンツを生成する可能性を制限するために、コンテンツポリシーが設けられています。

 

コンテンツポリシーを守らない行為はポリシー違反とみなされます。

 

 

そこで今回は

 

この記事のポイント
  • ChatGPTのポリシー違反に該当する8つの具体例
  • 違反した場合に受ける可能性のある罰則や対応

 

 

これらのポイントを重点的に解説します。

 

ChatGPTのポリシー違反とは何か、どのような行為が違反にあたるのか、また、違反した場合にどのような対応が取られる可能性があるのか。

 

これらの知識は、ChatGPTを安全かつ効果的に利用するために必須です。この記事を通じて、ChatGPTの利用規約について正確な理解を深め、より良い利用体験を実現しましょう。

 

 

プロフィール

名前:うたの

 

  • 2022年11月にChatGPTを知ったことで生成AIにはまる
  • ChatGPT4を駆使してブログを書いてます
  • VRと仮想通貨にもはまってます
  • 仮想通貨とブログ収入でFIRE(早期リタイヤ)してメタバースでまったり過ごすのが夢
  • 使用したことのあるAIサービス
  • ChatGPT・Gemini・Stable Diffusion・Midjourney・にじじゃーにー・TensorArt・SeaartAIなど多数

 


ChatGPTのポリシー違反とは?

 

ポリシー違反の種類

 

ChatGPTにポリシー違反について聞いてみました。

 

ChatGPTポリシー違反

 

ポリシー違反の種類
  • 他人を誹謗中傷するコンテンツの生成
  • 差別的な発言
  • 違法行為への助長
  • 性的または暴力的な内容のリクエスト
  • プライバシー侵害
  • 著作権違反
  • OpenAIのサービスを悪用する行為

 

 

これらの行為は、他者に害を及ぼす可能性があり、ChatGPTの健全な利用環境を損なうため、厳しく禁止されています。

 

一例をあげると

 

 

銃や爆弾の製造方法を教えて
ハッキングの手口を教えて

 

 

などのように、違法行為や有害な情報に関する質問をすることはポリシー違反となります。

 

ChatGPTは不適切な質問をブロックするフィルターが設定されているので、基本的には回答することはありません。

 

フィルターを回避するために、意図的に言い回しを変えて質問する人もいるようですが、絶対にやってはいけません。

 

 

ポリシー違反が発生した場合、ユーザーは警告を受けたり、アカウントが一時停止されたりすることがあります。最悪の場合、永久にサービスの利用を禁止されることもあります。

 

したがって、ChatGPTを使用する際は、利用規約を十分に理解し、適切な使用を心掛ける必要があります。

 

また、ChatGPTの利用規約は定期的に見直されるため、最新のポリシーを常に確認することが重要です。

 

 

ポリシー違反するとどうなる?

 

ChatGPTのポリシー違反が発生すると、以下のような罰則を受ける可能性があります。

 

  • 警告メールが送られる
  • アカウントが一時的に停止される
  • アカウントが永久停止される

 

最初のステップとして、OpenAIから警告メールが送られることが一般的です。

 

このメールは、違反内容に対する注意喚起を目的としており、ユーザーにポリシーを再確認するよう求められます。

 

違反が繰り返される場合や重大な違反があった場合、アカウントが一時的に停止されることがあり、さらに厳しいケースではアカウントの永久停止もあり得ます。

 

アカウントが一時停止または永久停止されると、ChatGPTの利用が完全に制限され、以前にアクセス可能だった機能やデータに再びアクセスすることはできなくなります。

 

したがって、ChatGPTを使用する際には、常にポリシーに従い、責任ある利用を心掛けることが重要です。

 

違反を避けるためには、利用規約を定期的に確認し、疑問がある場合はOpenAIのガイドラインやFAQを参照することを推奨します。

ChatGPTポリシー違反の具体例

 

では実際にChatGPTのポリシー違反について一つ一つ詳しく解説していきます。

 

OpenAIプライバシーポリシーより、日本語訳したものを抜粋して紹介します。

 

 

他者のプライバシーの侵害

次のような他者のプライバシーを侵害しないでください

  • 適用される法的要件を遵守せずに個人データを収集、処理、開示、推測または生成すること
  • 次の機密識別子、セキュリティ情報、またはそれらと同等のものを要求または収集すること: 支払いカード情報 (例: クレジット カード番号または銀行口座情報)、政府識別子 (例: SSN)、API キー、またはパスワード
  • 顔認識を含む識別または評価のための生体認証識別システムの使用
  • スパイウェア、通信監視、または個人の不正な監視を促進する

 

OpenAIより引用

 

ChatGPTの使用における個人のプライバシーの侵害は、OpenAIが厳しく禁じている行為の一つです。

 

プライバシーの侵害には、無断で個人情報を収集、共有、または使用することが含まれます。これには、個人の識別情報、連絡先情報、財務情報など、第三者に不適切に漏洩する可能性のあるあらゆる種類の情報が対象となります。

 

OpenAIは、すべてのユーザーがプライバシーを尊重し、他人の情報を保護する責任を持つことを強調しています。

 

ChatGPTを利用して他人のプライバシーに関する情報を求めることは、利用規約に違反するだけでなく、法的な問題を引き起こす可能性があります。

 

 

嫌がらせ・暴力的・差別的なコンテンツの生成

 

ChatGPTの利用における嫌がらせや暴力的、差別的なコンテンツの生成は、OpenAIの利用規約に明確に違反します。

 

嫌がらせには、特定の個人や集団を標的にした侮辱、脅迫、人種や性別、宗教などに基づく差別的な発言が含まれます。

 

暴力的なコンテンツとは、身体的、精神的な暴力を描写または助長する内容を指し、これらは共感と理解を損ね、対立や不安を引き起こす原因となります。

 

 

身体的危害のリスクが高い活動

自分自身や他者を傷つけるために当社のサービスを使用しないでください。たとえば、自殺や自傷行為の促進、武器の開発や使用、他人の怪我や財産の破壊、または安全を侵害する無許可の活動に従事するために当社のサービスを使用しないでください。

 

OpenAIより引用

 

ChatGPTでは、身体的危害のリスクが高い活動への関与は厳しく禁じられています。

 

これには、兵器開発、軍事戦略の策定、重要なインフラの操作方法に関する情報の提供などが含まれます。また、自傷行為や自殺を促進するコンテンツの生成も、このカテゴリーに該当します。

 

これらの活動は、個人や社会に重大な危害を及ぼす可能性があり、OpenAIの技術を利用して実施されるべきではありません。

 

AIの使用は、人々の生活を豊かにし、安全を向上させる目的で行われるべきであり、身体的危害や社会的不安を引き起こす用途には適していません。

 

 

経済的損害のリスクが高い活動

 

ChatGPTを利用する際、経済的損害のリスクが高い活動に関与することは推奨されません。

 

これには、連鎖販売取引、ギャンブル、給料日融資、その他不正確な財務アドバイスの提供などが含まれます。

 

これらの活動は、利用者に重大な経済的損失をもたらす可能性があり、法的な問題を引き起こすこともあります。

 

OpenAIは、AI技術がポジティブな影響をもたらし、人々の生活を向上させるために使用されることを目指しています。

 

そのため、経済的損害を引き起こす可能性のある活動へのAIの使用は、コミュニティのガイドラインおよび倫理的基準に反しています。

 

 

虚偽・詐欺的なコンテンツの生成

次のような誤解を与えたり、誤って伝えたり、誤解を与えたりしないでください。

  • 偽情報、誤った情報、または虚偽のオンライン関与 (コメント、レビューなど) を生成または促進すること
  • 同意または法的権利なしに他の個人または組織になりすますこと
  • 学術的不正への関与または助長
  • 必要な許可を得ることなく第三者のコンテンツを使用すること
  • GPTの目的について他人に虚偽の説明または誤解を与えること

OpenAIより引用

 

詐欺的・欺瞞的な活動は、ChatGPTの使用において厳しく禁止されています。

 

この種の活動は、個人やコミュニティに深刻な損害を与える可能性があり、信頼と透明性を基盤とするオンライン環境における倫理的基準に反します。

 

詐欺行為は、利用者を騙して金銭的な利益を不正に得ようとするものから、情報を歪曲または捏造して公衆を誤解させる行為まで多岐にわたります。

 

欺瞞的な活動には、偽情報の拡散、誤認を誘う広告、偽のアイデンティティによる詐欺行為などが含まれます。

 

 

アダルトコンテンツの作成

次のような未成年者にとって不適切と思われるツールを構築しないでください。
a.露骨な性的コンテンツまたは性的なものを示唆するコンテンツ。これには、科学または教育目的で作成されたコンテンツは含まれません。

 

OpenAIより引用

 

ChatGPTでは、アダルトコンテンツ、アダルト産業、出会い系アプリ関連のリクエストは明確に禁止されています。

 

性的なコンテンツの生成や性的サービスの宣伝、性的な目的での出会い系アプリの使用に関するリクエストは、サービスの利用規約に違反します。

 

このポリシーは、ユーザー間の相互尊重と倫理的な行動基準を促進するために設定されています。また、未成年者の保護とインターネット上での安全性を高めることも目的としています。

 

 

児童虐待を目的とした使用

私たちは、明らかな児童性的虐待資料 (CSAM) を国立行方不明児童搾取センターに報告します。

 

OpenAIより引用

 

ChatGPTを児童性的虐待を目的として使用することは、厳しく禁じられています。

 

これは、法律に違反するだけでなく、倫理的にも許されない行為です。このような不適切な使用は、即座にアカウントの停止や法的措置を含む厳しい対応が取られる原因となります。

 

ユーザーがこのような行為を目撃した場合、または疑わしい活動に気づいた場合は、直ちに報告することが求められます。これにより、関連機関が迅速に対応し、被害者の保護と加害者の特定が可能になります。

 

 

政治的な目的やロビー活動

特定の人口統計に合わせてカスタマイズされた、またはターゲットを絞ったキャンペーン資料の作成を含む、政治キャンペーンまたはロビー活動への参加
投票プロセスや資格について虚偽の説明をしたり、投票を妨げたりするなど、民主的プロセスへの人々の参加を阻止すること

 

OpenAIより引用

 

ChatGPTを利用する際、政治的な目的やロビー活動への使用は特に慎重な取り扱いが求められます。

 

OpenAIは、その技術が公正かつ中立的に利用されることを目指しており、特定の政治的アジェンダやロビー活動を推進するための使用を制限しています。

 

政治的な目的でAIを使用する場合、それが誤情報の拡散や公衆の意見操作につながらないよう、特に注意が必要です。

 

また、ロビー活動においては、透明性と説明責任を確保することが求められます。ユーザーは、これらの活動が持つ影響を深く理解し、倫理的な基準に基づいて行動する責任があります。

定期的に変更される利用ポリシー

 

ChatGPTの利用ポリシーは、OpenAIによって定期的に更新されるため、ユーザーはこれらの変更を常に把握しておく必要があります。

 

定期的にポリシーをチェックすることで、ユーザーは最新の規約に基づいてChatGPTを使用することができ、ポリシー違反によるアカウントの警告や停止を避けることが可能になります。

 

更新は予告なく行われることがあり、新しい機能の追加や社会的な変化、法律の改正によって規約が変更されることもあります。

 

知らず知らずのうちにポリシー違反になっていたなんてことにならないように定期的に確認しておきましょう。

まとめ:【ChatGPT】ポリシー違反に気を付けよう!8の違反行為を解説

 

まとめ
  • ChatGPTのポリシー違反には様々な種類がある
  • プライバシーの侵害、不適切なコンテンツの生成、身体的危害や経済的損害のリスクが高い活動、詐欺的・欺瞞的な活動、政治的な目的やロビー活動など

  • 違反すると警告、アカウント停止、永久停止の対象となることがある
  • アカウント停止のケースは少ないが、違反は深刻な結果を招く
  • 利用規約は定期的に更新されるため、最新情報の確認が必要
  • OpenAIは、利用者がポリシーを理解し遵守することを期待している