【バーチャルキャスト】抱き枕(VCI)作成方法

 

バーチャルキャストで使用できる抱き枕VCIの作成方法を解説していきます。

 

VCIとはバーチャルキャスト内で使用可能なアイテムのことです。VCIを使って様々な小物を作ったり、背景も作ることができます。

 

VCIはUnityというゲームエンジンを使って作成します。初心者さんには少し難しく感じるかもしれませんが、手順通りに進めていくだけで作成できるように、画像付きで説明していきたいと思います。

 

 

 

Unityの作業に慣れていない初心者さんは少し時間がかかるかもしれませんので、時間のある時にでもゆっくりと作業してみて下さいね。

 


事前に用意しておくもの

 

抱き枕作成に必要なものは以下の3つです。

 

  • Unity(ユニティー)
  • 抱き枕簡単作成キット
  • 抱き枕の素材となる画像

 

 

Unity(ユニティー)

 

Unityは主にゲーム開発に利用されるゲームエンジンです。無料で利用できます。

 

Unityのダウンロード方法は以下の記事で解説しています。
≫【Unity】ダウンロード方法を画像つきで徹底解説

 

 

抱き枕簡単作成キット

 

抱き枕簡単作成キットは、BOOTHで無料配布されているキットを利用します。

 

抱き枕が作成できるキットは色々ありますが、今回は以下のツールを使って作成方法を解説していきます。

 

[VCI] 抱き枕 簡単作製キット [Virtual Cast]
https://booth.pm/ja/items/1412159

 

抱き枕(Ver2.0)の方を使用します。

 

このキットを利用すれば、バーチャルキャスト用に作られたVCIの抱き枕を簡単に作ることができます。

 

ダウンロードして解凍しておいて下さい。

 

 

抱き枕の素材となる画像

 

抱き枕の表と裏に貼る画像を用意します。

 

バーチャルキャスト抱き枕作成方法

 

画像の大きさ 縦3830×横1780
拡張子 png
ファイル名 UV_MAP

 

画像の大きさ・拡張子・ファイル名は上記のようにして下さい。

 

メタバース
こんな感じです。

 

 

画像の左半分が表、右半分が裏となります。

 

 

 

キャラクターを抱き枕にしたい場合は、上下左右にある程度余白を残しておきます。でないと抱き枕にしたときに、上下左右がつぶれて貼られてしまいます。

抱き枕作成手順

 

抱き枕の作成手順について解説していきます。

 

抱き枕を作成する流れ
  1. Unityで新規プロジェクトを作成する
  2. UniVCI.unitypackageをインポートする
  3. 抱き枕(Ver2.0).unitypackageにインポートする
  4. THE SEED ONLINEにアップロードする

 

 

 

何やら難しい言葉が並んでいますが、手順通りに進めていくだけです

 

 

手順① Unityで新規プロジェクトを作成する

 

メタバース

 

抱き枕を作るためのプロジェクトを作成します。Unity Hubを起動し「プロジェクト」→「新しいプロジェクト」をクリック

 

 

メタバース

 

抱き枕VCIは3Dモデルに分類されるので「3D」を選択します。プロジェクト名と保存場所を決めて「プロジェクトを作成」をクリックします。

 

 

 

プロジェクトは容量が大きいので余裕のあるストレージに保存しておくのがおすすめです。

 

 

メタバース

 

新規プロジェクトが立ち上がりました。この画面で抱き枕の作成を行っていきます。

 

 

手順② UniVCI.unitypackageをインポートする

 

UniVCI.unitypackageとは、UnityでVCIを作成するために必要なプロジェクトです。

 

バーチャルキャストで使用できるVCIをUnityで作成するには、必ずUniVCI.unitypackagをUnityのプロジェクトにインポートしなければなりません。

 

UniVCIには色々なバージョンがありますが、今回はUniVCI-0.25.unitypackageをインポートすることにします。

 

UniVCI-0.25.unitypackageダウンロードページ

 

上のリンクを押すとUniVCIをダウンロードするページに進みます。

 

 

メタバース

 

画面を下の方にスクロールさせてUniVCI-0.25.unitypackageをクリックして「開く」をクリックします。

 

自分のPCに保存してからUniVCI-0.25.unitypackageをダブルクリックしても構いません。

 

 

メタバース

 

Unityの画面を開いた状態でunitypackageを開くと、自動的にインポートの準備をしてくれます。色々とチェック欄がありますが何も変えずに「Import」をクリックするとインポートが始まります。少し時間がかかります。

 

 

メタバース

 

インポートに成功すると画面上部のメニュー欄に「VCI」が追加されています。
これで前準備は完了です。次はいよいよ抱き枕の作成に移ります。

 

 

手順③ 抱き枕(Ver2.0).unitypackageにインポートする

 

メタバース

 

BOOTHからダウンロードした「[VCI] 抱き枕 簡単作製キット」フォルダの中の「抱き枕(Ver2.0).unitypackage」をダブルクリックします。

 

 

メタバース

 

インポートの準備画面に移るのでチェック欄は何も変えずに「Import」をクリックするとインポートが始まります。

 

 

メタバース

 

インポートに成功するとAssetsに「抱き枕フォルダ」が追加されています。

 

 

メタバース

 

Assets欄の抱き枕フォルダ内にある「抱き枕(Ver2.0).prefab」をHierarchyにドラッグ&ドロップします。

 

 

メタバース

 

Scene上に抱き枕の素体が表示されます。

 

 

メタバース

 

Assets欄のMaterialsフォルダ内の「UV_MAP.png」を選択し右クリックし、メニューの「Show in Explorer」をクリックします。

 

 

メタバース

 

用意しておいた素材の画像ファイルをMaterialsフォルダ内の「UV_MAP.png」に上書きします。

 

 

メタバース

 

 

 

素材の画像ファイル名はUV_MAP.pngにしておいて下さいね。

 

 

メタバース

 

Scene上の抱き枕に上書きした画像が反映されていれば完成です。

 

 

メタバース

 

抱き枕Ver2.0を選択した状態で、上部メニューのVCI→UniVCI-0.25→Export VCIをクリック。自分のPCの任意の場所に保存します。

 

 

手順④ THE SEED ONLINEにアップロードする

 

メタバース

 

保存したVCIファイルをTHE SEED ONLINEにアップロードすれば、バーチャルキャストで使用することができます。

 

 

バーチャルキャストにログインして確認してみましょう。

 

 

抱き枕作成方法

 

お疲れさまでした♪